頑張る、ということ

今日は北海道で北海道フロンティアカレッジで合宿研修にいきました。

東京でも涼しくなってきたので、北海道はどうかなあと思っていたのですが、意外とさわやかで寒くなかったです。

この北海道フロンティアカレッジというのは、北海道の若手経営者の勉強会で毎年6回行っています。
毎年30名の実に個性豊かなリーダーたちが集まって、ああでもないこうでもないとダイナミックな学びをしています。
今年でなんと14年目になります。

はじめ二、三年で終わりになるのかとおもいきや、どんどん続き10年を迎え、さすがに終わりになるはずが、線路はまだまだ続くということで卒業生は300名を超えました。
北海道を歩けば「フロンティアカレッジにあたる」といわれるほど、賑やかになってきました。

なぜこの塾をはじめたのか?

それは、札幌に村松弘康という類稀な名物弁護士先生がいて、その先生が「北海道を元気にする塾をやりたいので塾長をやってください」と頼まれたのが最初です。

それにしても、こんなに続くとは思ってもいませんでしたが、その中で毎年7、8人ずつのグループを作り、グループサクセスマラソンという半年間のチャレンジセッションをします。

そこで課される条件は三つだけ。
1、あなたにとってとびきり面白いと思えること
2、あなたが人生の中でチャンレンジになること
3、その活動が誰かの喜びになること
この三つです。

この三つの条件を一人一人がクリアすれば、半年間どんなことでもおオーケーです。
今まで、様々なあっと驚く活動をみんな思い付き、
昨年は3月に大倉山から「冬のホワイトデー花火」をドカンドカンと打ち上げ札幌っ子の度肝を抜いたり、かつては潰れそうな夕張市の市長を生み出して市の再生をはかったり、北海道の歴史を全国に広げる活動をしたりと、とにかくアイデア満載、わくわく沸点です。

みなさん経営者で、普段は経営のことで頭がいっぱいです。しかしそれからふと離れて、利害関係なく無心になって誰かの喜びに貢献することに没頭すると、それまで見えなかった人生の奥深さや感動を味わいます。
 
ただ一つ毎回思うことがあります。それは当然、一生懸命頑張る人と、多少適当に手を抜く人がでてきます。それはいたしかたありません。
しかし必ず最後になってどうなるのか?
それは一番汗を流し、一番頑張った人が、一番感動し喜びを得るということです。最後はみんなで「できたね、できたね!!」と喜び合ったとしても、途中でちょっと手を抜いていた人は、全員「もっともっと頑張っておけばよかった!」と後悔します。
これがビジネスのお金とは違う尺度の人間の幸せの有様みたいです。
今日これから私も寝ます。ベッドのなかできっと今日も1日頑張ったなあと満足できそうです。

今北海道の朝里クラッセというリゾートホテルで露天風呂につかりながら、このブログを書いています。
体調はおかげさまで快調になりました!!
明日も頑張ります。
それではごきげんよう。