スピーチ講座2日目

今日はスピーチ・プログラム2日目でしたが、みなさん2日目になると1日目から見違えるような素晴らしい姿になっていました。

テーマとして「私が人生の中で感動したこと」や「私の人生の夢」というのをとりあげたのですが、どの人の話も心が揺さぶられるような話で、感動しました。

あなたは人前で話をするスピーチは得意ですか?
「得意だ!」というのなら、それはそれで素晴らしいことです。でももしあなたが「私はどうもスピーチが苦手で!!」という気持ちをもっているなら、心配いりません。
少なくともあなたが、「自分がスピーチが苦手だ」という自覚があり、なおかつ「もっと上手にスピーチがしたい」という思いがあるなら、間違いなくその思いは実現化します。
なぜならスピーチは技術の習得によっていくらでも上手になるからです。上手といっても、どこかのアナウンサーのように喋れるということではありません。
そうではなくて、自分が本当に思っていることや感じていることを相手にがっちりと伝えることができるという意味です。
1日目自己紹介のときに、実に情けい姿でスピーチをしていた人たちが、2日で堂々たる話ぶりになる。
これは私が見ていても驚くくらいです。別に宣伝をするつもりはありませんが、少なくともいやしくも人前で話をしたり、人の上にたつリーダーの人たちは「絶対に学ぶべき技法」がこのスピーチプログラムなのです。

なんだか宣伝くさくなって申し訳有りませんが、本当に是非みなさんにはこの技術を習得していただきたいのです。
全く話す技術をもたずに人前で話をしている人はいわば「暴力」を振るっているようなものだと思うからです。

しかし大切なことはどのようにしたらかっこよく人から「話が上手ねえ!」と言われるか、ということではありません。
そうではなくて、「本当に何を人に伝えたいのか?」ということにつきてくるのです。
「あなたにどうしても伝えたいことがある!」その思いが重要なのです。
その思いがあるということは、日常の中でいろいろ「感じる力」があるということなのです。
ということは、「どうしたら上手な話ができるか?」ということではなくて、「どんな生き様をしているのか?」「何を経験してきたのか?」「何に感動してきたのか?」ということなのです。

このプログラムの最後に「スピーチは人生です」といったところ、みなさん「ああああそういうことか。ということは素晴らしいスピーチをができるということはすばらしい人生を生きているということと同義語だということなのです。

それにしても二日でこれほどまでにみなさんが人の心に響く話ができるようになるとは、毎回毎回驚きです。
みなさんこれから是非人生の中で何かのスピーチをたのまれたときは、「いやだ」と思わずに「何を伝えたらみんなが喜ぶか?」ということに心の針を向けてみて練習をしてみてください。
必ず人の心の届く話ができるようになります。
 
というわけで今日はスピーチ・プログラムよもやま話でした。
 
みなさんもどうぞごきげんよう!