さい昨日は、後楽園で企業研修をしたあと、夜は僕が非常に尊敬しているお医者さんと食事をご一緒しました。

その方は、一代で全国に巨大な医療法人ネットワークを築かれた方なのですが、話しをしていますと、とにかくその志の高さ、物事の徹底さ加減が半端ではないのです。

僕もまあまあ頑張って生きていると思っていますが、しかしこれほどまで自分の仕事に魂を打ち込める人がいるのかと思い感動しました。
そして、お話するなかで、いろいろなことに気づかされました。

この先生は、毎日朝6時半から明治神宮にお参りに出かけ、日々の誓いをして、その後ジムで体を鍛え、シャワーを浴びて1日を始める。
そして1日全力で活動をした後、夜寝る時には、古典を読み1日の反省をして就寝する。
という毎日をこの何十年続けておられるというのです。

「ううううん、これは僕にはできんなあ!!」と思いつつ話しを聞いていたのですが、その中で「はっ」としたことがありました。

こんな先生ですから、当然政財界の方々との付き合いも多いのですが、政治家の中には、自分を経済的に応援してもらおうとして近寄ってくる人たちも少なくないようです。
そんななか、「政治家の人たちも時々来られますが、これが我が社の社員たちには非常に評判が悪いのです」と語られます。

「なぜですか」と聞きましたら、
「彼らを見ていると、私の前では平身低頭しているのに、私がいないとき、社員の前では態度が横柄なのです。目の前にいる人の立場によって自分の態度を変えるというのは人間として信用できませんね」と語っておられました。

昔、名コンサルタントだった船井幸雄氏も同じことを語っておられました。
その人が成功するかどうかは自分の秘書に聞けばすぐわかると。それは船井氏の前での態度と、船井氏の秘書の前の態度とが違う人は絶対に成功しない。反対に誰に対しても同じように接しられる人は、信用ができると。

もちろん僕も人間ですから、嫌いな人は当然存在します。横柄な人や自己中な人とは関わりたくないと思っています。
しかし、その人の立場で自分の態度は絶対に変えないでおこうと思っています。というか、特段変わることはないと思っています。
むしろ仕事柄でしょうか、相手の話を聞いていると、どんな人でも興味深い人生を生きていて、いろいろ聞いてみたいと思うからです。

この先生の話を聞いていて、僕から見たら、大変なお仕事をしておられるのにも関わらず、「まだまだ患者さんのためにやれることは無限にある。にもかかわらず、私が理想としている状況からは程遠いのです。その葛藤の日々ですね」とおっしゃっている姿を見て、やはり物事をなす人というのは、昔松下幸之助翁が語った『最善の上にも最善を尽くせ』ということが仕事の仕方の柱になっているのだろうと思います。

3時間、時のたつのを忘れ、いろいろ楽しい話しをしながら食事をしたのですが、久しぶりに飲みすぎ、他にもいろいろ為になる話を聞いたような気がするのですが、いい気分になりすっかり忘れてしまいました。

そんなことをいろいろ感じながら、会食を終え帰宅したのでした。
僕は寝る前、古典は読みませんが、昨日も相変わらず夜の11時から「篠笛」を気持ちよ〜く1時間吹いて休みました。

今日は寒い北海道に来ています。
明日はまたまた博多です。

それではみなさんお元気で!

ごきげんよう!