先日は、ジャパンスピリット講座で、福沢諭吉の思想について語りました。
福沢諭吉というと、一万円札のイメージか、慶應義塾を創立したとか、『学問のすすめ』で「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」という言葉を語ったということくらいは、多くの人も知っていると思いますが、実際に福沢諭吉という人物がどういう人生を生き、どのような思想をもっていたかは、ほとんどの人は知らないと思います。
諭吉は、「学問をすることによって人生は大きく変わる!」ということを生涯訴え続けた人物です。
諭吉は、下級武士のお父さんの次男として生まれたのですが、お父さんが身分差別を受けていた姿を見て、平等な世の中を作ろうと決意したのです。
そして蘭学を学び、緒方洪庵の適塾で学び、咸臨丸でアメリカにわたり、やがて慶應義塾を創立し、自分の思想の結晶として『学問のすすめ』を著しました。
この学問のすすめは、なんと350万部も売れたといいます。その当時の人口が3500万ですから、なんと10人に一人の日本人がこの本を読んだことになります。
私は、福沢諭吉の人生を語る中で、彼が最も訴えたことが『自由』の大切さです。自らが独立自尊の気概をもって生きることの意義を生涯かけて語り続けていかれたのです。
今の時代が、明治維新期と同じだとはいいませんが、激動であることは間違いありません。
この今こそ、福沢諭吉の声に耳を傾けていくことはとても大切なことであろうと思います。



