面白くないことも

今日は久しぶりのアクティブ・ブレインのベーシック・コース1日目でした。

その中でこんな質問がでました。「好奇心と集中が大切なことはわかったのですが、会社で面白くないことでもやらなければならないことがあるのですが、そういう時はどうしたらよいでしょうか?」
なるほど、確かにそうですね。
私はこう考えます。
その秘訣は二つあります。どうしてもやらなければならないときは、それができたときにどんな素晴らしいことがおこるのかという「目的」を心のなかでありありと思い描くのです(たとえそれが心のでっちあげであっても)。
そうすると、一見つまらなく見える事柄の中にも、喜びがぐんぐんと現れてくるのです。これが第一のコツですね。
第二が、実は「記憶する」ということや「勉強する」ということは、脳の仕組みからみたら、本来は「楽しいこと」なのです。ですから、一つ一つできたことを「おお覚えた!」「おおできた!」と扁桃体をぷるぷるふるわせながら、覚えていったら必ず脳は楽しく感じるわけです。
ということをお話しましたら、「ああなるほど!」と納得してもらえました。
明日はベーシック・コースの2日目です。頑張ります。

さて、このブログで私の家の犬の「満福(まんぷく)」の話を時々話をしていましたら、何人かの人から「どんな犬ですか?」という質問をもらいました。
今日は満福のブログ初お目見えです。

満福は8年前に家に来たオスのプードルなのですが、始め知り合いのブリーダーさんのところにいったところ20匹くらいるなかで、一番ボーッとした犬が満福だったのです。どういうわけか、そのブリーダーさんが、ただでくれたのが満福です。
最初は「こいつはアホやな!」と思っていたのです。あっちこっちに小便をまきちらしたりして、だんだん腹が立って来て、「こんな犬捨ててやる!」と思った時に、どういうわけか、椅子から落ちて足を骨折してしまったのです。そうなると、もう誰にもあげられませんし、捨てられません。病院につれていって治療したのですが、そういうしている間にだんだん「可愛いのお!」と思えるようになっていったわけです。満福はこれが実に心が安定している犬で、外で散歩の途中どんな犬に出会っても「ううううう!!」と唸り声をあげることはありません。そしてどんな犬に対してもペンペンとちぎれんばかりに尻尾を振るのです。
全く無防備な「犬好きの犬」なのです。

私は毎朝40分ほど満福と散歩をします。これが私の健康法の一つです。
明日も散歩をしてからアクティブ・ブレイン出動です。
というわけで今日も満腹は私の足元でうずくまりながら眠っています。

それではおやすみなさい。