生きた言葉、言霊

ふふふ今日はとても楽しい日でありました。といいますのは、来年の二月の大コンサートの打ち合わせで、実行委員のメンバーの人たち7人とそして篠笛奏者の「ことちゃん」と一緒に、いろいろな話をしてそして食事をしたのであります。

そしてじゃじゃーん。私はみんなの前で、大好きな「イボリューション」という曲を始め三曲をピーヒャラピーヒャラ吹いたのでありました。
ここは新富町にあるライブハウスで、普段はこの5階で研修をしていたのですが、いつもいつも、一階では楽しそうな演奏会が催されていたのは知っていたので、今日はちょっぴりアーチスト気分を味わいました。それにしてもPAを入れた絶妙な音の響きたるや抜群で、一人酔いしれ、くらくらしておったのであります(他人の迷惑も顧みず・・・・・)。

それにしても、いろいろなご縁がおり重なり、応援者が応援者を呼び、それがまた別のメンバーと様々なつながりがあり、それこそシンクロてんこ盛りというところでしょうか。一体2月22日はどういうことになるのやら?楽しみの極致です。

さて今日はまた、ある企業のコンサルをして「経営理念」や「経営指針」を社長と一緒に作りました。
この若社長から依頼されたのは「経営理念や経営計画書はあるにはあるのですが、もう一つしっくりこないのです。社員たちも毎朝朝礼で唱和しているのですが、どうもオウムがただ話をしているようなもので、本当に心から言っているようには見えないのです。先生なんとかなりませんか?」
ということで私は「まさせなさい!」と啖呵を切って今日4時間じっくりと研究したのです。
結論からいうと、この経営理念では「仏つくって魂いれず」のようなもので、多分誰一人として、心から自分のものとして唱和する社員はいないでしょう。

言葉には「言霊(ことだま)」というものがあります。言葉というものはバイブレーションであり、その言葉のありかによって現実世界が変わっていきます。
いきいきとした言葉を使えば、いきいきとした現実があらわれ、沈滞した言葉を使えば沈滞した現実があらわれます。
そして借り物の言葉を使えば、借り物の現実があらわれます。
私は社長の思いをよく聞きながら、本当に響く言葉は何かを追及しました。そして一緒にある文言に到達しました。
その社長は「ああこれでした!これこそ私たちが目指すべき太い柱です。それにしても前の経営理念では、社員が上の空で唱和していたのは当たり前ですね。
私も心が晴れやかになりました。本当に本当にありがとうございました」とその若社長は語り、満面の笑顔で帰っていきました。
これは企業においても、また個人においてもそうなのでしょう。
その言葉を聞くと、心が奮い立つ言葉をあなたは持っていますか?
自分の人生を現す、生きた言葉を持っていますか?
一度深く探求してみてください。

明日は大阪で講演です。

みなさんあしたもお元気で。ごきげんよう!!