若い神々とのひと時

今日は後楽園で企業研修をして、夜登山家の栗城史多(くりきのぶかず)君と一緒に食事をしました。
みなさん栗城君をご存知でしょうか?
彼は登山家でありますが、なんといつも山に登るときは、単独でしかも無酸素でそして自分の登る姿をビデオカメラで自撮りしながら登っていく稀有な登山家です。

栗城君はもう10年以上も前に、僕が塾長をしている北海道フロンティアカレッジを主宰しておられる村松弁護士から紹介されたのですが、不思議なことに栗城君とは、東京の街中でばったり何度も出くわすのです。

羽田空港であったり、僕が行きつけのマッサージのお店で出会ったり、いろいろご縁があるのです。
時々一緒に講演をすることもあるのですが、実に魅力的な若者です。

僕が「栗城君の夢はなんですか?」と聞きましたら、「人はどんな人でも人生の山を登っていると思うのです。そういう人たちを応援していきたいのです」という話を聞いて僕は感銘を受けました。
実は栗城君の仲間たちと二ヶ月ほど前に一緒に伊勢神宮にいったりしたのですが、実に素敵な若者たちが集まっていました。
大体みんな30代の中頃の年齢なのですが、本当に志も高く、また発想がグローバルで、僕より20歳以上若いのですが、いろいろ教えられます。
今日も栗城君とその友達たちと飲んだのですが、みんなの話が面白くて、いくらでも聞いていたいと思いました。

栗城君はその若者たちの間で「八百万(やおよろず)の会」というものを作っています。
日本神道では800万もの神様がいるといいます。800万ということは要するに「大衆であるあなたが神なのだ」といっているようなものなのです。
考えてみると、僕たちはいつもいろいろな人たちに支えられて生きています。ということは毎日神様にあっているようなものですね。
僕は今まで生きてきて、神様に助けられたことはありません。でもいつも誰かが助けてくれました。
ということはその人が僕にとっては神様です。
そしてもしかしたら、僕の何らかの行動や言動によって誰かが喜んだり、その人の苦しさが和らいだようになったら僕も神様ですね。
もしお互いが神様ごっこをしたり、お互いの喜ばせごっこなんかをすれば、多分世の中はもっともっと楽しく気持ちが良い世界になるのだろうと思います。
今日は気持ちがいい「若い神々」たちと話ができてとてもとても爽やかなひと時でした。

明日、みなさんも是非素晴らしい神様に何人もあってくださいね!
そしてできれば、明日あなたが誰かの神様でありますように!
 
というわけで明日は岡山で講演です。
 
それではみなさん明日もよい1日にしてください。
 
ごきげんよう!