人生の点と点をつなぐ

今日は、僕がこの30年顧問をしている日本美容専門学校の先生のみなさんに研修をしてきました。
その中で、みなさんの話を聞いてなんとも感慨深いものがありました。

学校の先生といっても、そのかなりの人たちはこの学校の卒業生です。そうすると何人もの先生達が「私は小田先生の話を30年前に聞きました。そのときの話は今でも鮮明に覚えています」などと口々にいうのを聞いていると本当にくらくらします。時の流れをとても感じます。

この学校の理事長である網倉先生を紹介してくださったのが、僕の会社の顧問税理士の先生なのですが、それから本当にたくさんのご縁が広がり、松下政経塾の仲間たちもここがスタートとなって、そのご縁がさらに広がっています。

この網倉先生とはブラジルに一緒に旅に出たり、本当に親しくしていたのですが、そのお嬢さんの「しの副理事長」は、初めて出会ったのが18歳の高校生でした。

なんとそのしの副理事長が近いうちに彼女は理事長になる予定です。
今日の昼一緒にランチをしながら、それこそ「あれから30年!」という綾小路きみまろ風に感慨が頭をよぎっておりました。

そのとき彼女が、「人生いろいろありましたが、その一つ一つをよく見てみると、今は、すべて意味があるように思えます。
「スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式の中で、『人生の中にはいろいろ困難なことや苦しいことがある。それらは点(ドッツ)だ。しかしふと人生をふりかえるとすべてが線(ライン)になっている。そのことを信じろ』と言う言葉がいつも心の中にあるのです」という話をしているとき、「あの元気な高校生の女の子が、こんなことをいうようになったのか!!」と不思議な感じがしました。

この写真の女性がその「しのちゃん」です。
日本美容専門学校(日美)は日本で最も伝統がある素晴らしい学校です。もし美容を目指される人がいたら、是非門を叩かれるといいと思います。そうしたら一年のうち一回は僕の「特別授業」が待っています!

それにしてもこのジョブズの「人生のラインを信じろ」というのは、本当にすごい言葉だと思いますね。
彼女の話を聞きながら、ふと自分の身におこっている「ドッツ」もやがて「ライン」になるのだろうなあという思いをしながら聞いていました。

さてあなたの人生の中で、もし今「ドッツ」が見えていたら、やがてそれが「ライン」になると思ってみたらどうでしょうか?

少しは気持ちが明るくなるかもしれません!

というわけでどうぞ今日もよき1日を!

それではみなさんごきげんよう!