人生をよりダイナミックに、より力を抜いて

今日は、朝からアクティブ・ブレインの講師養成コースの平日バージョンで第1日目の講義をしました。
通常、講師養成コースは土日なのですが、今日と明日は平日特別開催です。
中には、まだアクティブ・ブレインを受ける前から、ホームページだけ見て、「とても楽しそうだから、是非アクティブの講師になりたい!」という強い気持ちを持った方や、様々な人生経験を経ながらここに辿り着いたという方も来られており、僕自身がお話を聞いていて、いっぱい感動しました。

さて、そして養成コースは午後からアクティブ・ブレイン協会のシニアアドバイザーである山田講師に任せて、僕は場所を移してこれから「易学講座」です。

「易」というと、「占い!」というイメージがありますが、単に人の人生の未来がわかるということではありません。
考えてみると、未来は決まっているのか、それとも単なる偶然なのか、これは永遠のテーマですね。

僕たちが生きている今の時代、「平成」という言葉を決められたのは、東洋学の泰斗(たいと=権威)、安岡正篤(やすおかまさひろ)先生です。
この先生が「人間、ある年齢になったら易を学ばなければならない」ということをおっしゃっています。

安岡先生は「易学入門」という本を書いておられますが、これがまた難解でちんぷんかんぷんなのです。
ですからこの本の名前は変えなくてはなりません。「易学破門」とね!

冗談はさておき、易というのはそれこそ中国4000年の歴史の中で生み出された人生哲学で、最終的にはあの孔子先生がまとめられたものです。
それはそれは人生の様々な局面が徹底的に研究され、どう生きたらよいかという叡智がぎっしりつまっています。
でも、自分の人生の未来がわかるなどというのは、あまり健康的な発想ではありません。

例えば、あなたがどこかの占い師に、自分の人生の運命を見てもらったとして、その占い師が「あなたは交通事故に遭う予兆があるから、事故には気をつけましょう」なんと言われても、どうすることもできませんね。
むしろ潜在意識の中で、「もしかしたら事故に遭うかもしれない」という意識があったら余計にだめじゃないですか?

僕は基本的に「占いはあんまりしないほうがいい」という立場です。
昔ある易学の先生の講座を受けていた時に、その先生が九星の話をしていたときに「五黄土星の人たちは今年の6月から運気はつるべおとしになります!」と語った時に、五黄土星の人たちは一斉にガクッとなりました。

僕は心の中で「そんなこと言わなければいいのに!」と思いました。
占いなどというものは、例え9ついいことを言われても、一つ嫌なことをいわれたら、それが心の中に残ってしまうものですからね。

大体人生など、未来は決して決まっているものではありません。その人の思いでどんどんと変化していきます。

「易」という考え方が「無限の生成発展」というところに行きつくのですから、そんな固定的に未来は決まっているということにはなっていないのです。

僕は「陽転易学」というタイトルで教えているのですが、その人の心を縛ることは絶対しないようにしたいと思いながら伝えています。

それから、あの難解な易学をそれこそアクティブの記憶メソッドを使ってズバッとみなさんの脳に入れてしまいます。
普通だったらこんな膨大な内容を、7回の講座に全てを入れてしまうというのはまずまず無理なことですからね。

そして、この講座の中で、みなさんが持っているたくさんの課題がそれこそ快刀乱麻を断つごとく、ズバズバ解決して行く様をみるのは、本当に不思議きわまりないものです。

本当なら、ここでみなさんに「さあ小田全宏の易学を学びに来てください!!」と営業を思いっきりかけたいところですが、もう今日から始まりますので、また今度ですね。

結局、易学を深く深く学ぶと、「人生に起こるあらゆる出来事をあるがままに受け止め、感謝の気持ちとともにベストを尽くして生きる」という陽転思考の生き方に行きついてしまいます。

僕は易を深く学ぶことで、生きることが、より楽しく、よりダイナミックに、より力が抜けたようになったと思います。

さて今日から易学講座、午前中のアクティブ・ブレイン講師養成コースでもお伝えしましたが、まさに「教学同時」で楽しく語って生きたいと思います。

さて今回はどんなドラマがまっているやら。

それではみなさん、ごきげんよう!