愛するものから喜びが来る

みなさん、おはようございます。
大阪滞在4日目です。

昨日は昼間彦根に帰り、父親と母親の顔を見てきました。
なんといっても90歳ですから、足もよぼよぼになってしまっているのですが、それでもなんとか生きています。ありがたいことですね。

そして夜はまた大阪に戻り、「大阪志学塾」で2時間講義をしてきました。
もう9回目になるのですが、今日もいっぱいいっぱいいろいろ話をしたくて、「さてどんな話をしようかなあ?」と思っていたのですが、今回は「愛するものから喜びが来る」という話をしました。

よく、今の時代「物じゃないよ、心だよ」などということが言われていますが、僕はどう思っているかというと、「物の中に心を通す!」というのが正しい考え方だと思っています。

みなさん、近藤麻理恵さんを知っていますか?こんまりちゃんという名前で知られていますが、『人生がときめく片づけの魔法』という本が全世界で400万部売れて、2015年の「世界に影響を与える100人」の中で日本人が二人選ばれているのですが、こんまりちゃんは、村上春樹と並んで選ばれているのです。

僕もこの本を読んで感動したので、サンマーク出版の社長に頼んで、こんまりちゃんに家に来てもらいごはんを食べましたが、それはそれは見るからに、特別なオーラがある女性でした。

彼女の本はいわゆる「お片づけ本」の一つだと思われているのですが、しかし、その真意は「心のときめく『もの』や『こと』や『人』に囲まれて豊かな人生を生きよう」ということなのです。

ですから、ものを買うときも、本当に心が「ワクワクするもの」を買うと、それがその人の人生を豊かにするということなのです。
僕はものを買う時に、とにかく心がワクワクし、それを見たり、触ったり、使ったりしているときに、「ああいいなああああ!」と心から思えるものだけを買うようにしています。

実は僕は車を買うときに、ある車を欲しいと思いました。その車の形といい、その車の色といい、見ているだけでワクワクしてきました。
しかしです。その車の色はどんな色かというと「金色」なのです。

「こんな色の車を買って、人はどう思うだろう?」とか「こんな色の車にのって、すぐ飽きるんじゃないか?やはり無難に白や黒やグレーにした方がいいのではないか?
」という思いが心の中に起こって来ました。

そして僕は思ったのです。一ヶ月間、買うか買わないか待ってみて、それでも「これが欲しい」と思ったら、思い切って買おうと思ったのです。
そして一ヶ月たちましたが、やはり「これが欲しい」と思ったのですね。

そしてそれを買ったのですが、買った時はもちろんのこと、買ってから4年経っても、今でも乗るたびに「いいなあ」と思いますし、出張から飛行機で帰って来て、空港の駐車場に行き自分の車をみつけると「おお帰って来たぞ!」と思わず声をかけたくなります。

そんな意味では、この車は今もなお僕に大きな喜びを与えてくれます。
あと何年か経って、また車を買い換えるときにも、おんなじ車が欲しいなあと思うくらいです。

僕は思うのです。ものであれ、あるいは体験であれ、あるいは人であれ、目の前にあるものやこと、そして人を「愛するとそこから喜びがくる」ということです。

ということは、今ブログを書いている僕は、このブログを書くということを愛したら、この書くという行為から喜びが来ているということです。

そんな話を2時間しゃべっていたら、あっという間でしたが、終わったら講義を聞いた方々が「いろいろハッとしました」とか「やる気がふつふつを湧いてきました」とか、口々におっしゃり、またまた幸せなひと時でありました。

この「大阪志学塾」は2ヶ月に1回、アクティブ・ブレイン認定講師の川口さん主催で大阪の本町でやっています。
次回は2018年1月12日(金)です。
また気が向いたらおいでくださいね。

夜は、またまた本町の「かぼちゃの馬車」で懇親会でしたが、これまた最高においしくて、堪能堪能の中、ほろ酔い気分でホテルに帰ったのでありました。

というわけで、今日も良き1日に!

ごきげんよう!