1万時間の法則 次なる夢がむくむくと

今日は久しぶりに心に響くコンサートに行って来ました。それは篠笛奏者の狩野泰一さんのライブです。

狩野さんの音楽を僕は大好きで、いつもCDで聴いていたのですが、今回初めてライブに行くことができました。
六本木のクラップスというライブハウスで、60人くらい入る会場は、いっぱいでした。

今回は狩野さんと、ピアノとベースとドラムのカルテットでしたが、とにかくしみじみ聞かせたと思ったら、全くのど迫力でガンガン来る演奏に耳と目は釘付けでした。

アメイジンググレイスから始まって、日本の歌曲やサマータイムなどのスタンダードナンバー、そしてオリジナルと盛りだくさんで、また途中にもいろいろな趣向が凝らされていて、大大大満足のライブでした。

となると僕の頭はどのように動くかといいますと、来年このクラップスでライブをやろうということをピコンと思いついたわけであります。

この辺りが小田全宏の小田全宏たる所以で、辺り構わずとりあえず「やってみよう」ということなのですね。
そのときは是非おいでくださいませ(いつになるかわかりませんが・・・・・)

それにしても、やはりプロはプロ!僕が毎日篠笛を吹いていて、「おお結構上手じゃないか!」と思っていてもそれは単なる自己満足で、まだまだこれからですな。

みなさん、10000時間の法則というものをご存じですか。
それはどんな分野でも1000時間心を込めて練習すると、誰でも一応それなりの形になり、10000時間を超えると、「ひとかどの存在」になると言われているのです。

才能の有無にかかわらず、誰でもある時間集中をするとなんとかなるというのですから、勇気をもらえる話です。
みなさんが今何かに取り組んでいるとするなら、この10000時間の法則を心においておくといいと思います。

僕は篠笛を吹いていると言ってもまだまだ1000時間にも満たないようなものですから、大したことはありません。
1日3時間吹いて10年で10000時間ですから、1日1時間半練習したとすると20年かかります。
だとすると、80歳になってしまうではないですか!!
ということは「僕は一生ひとかどの篠笛奏者にはなれないということか!」などということは全く思っていません。

まあ下手でもなんでもとにかく楽しくやり続けたらきっと誰かの心には届くと思っています。
実は今度狩野さんに篠笛のレッスンを受けに行きます。いまからワクワクです。
またみなさんには結果をお伝えします。

というわけで今日もよき日に!

ごきげんよう!