今回の関西出張は、講演ダブルヘッダーが二日続いて結構疲れましたが、全くもって充実した時間でした。
昨日僕は朝、講演をしたときに、澤田藤司一さんという方に10年ぶり以来お会いしました。澤田さんは僕にとって非常にご縁の深い人です。
それは26年前、僕が多賀の商工会で講演をしたとき、澤田さんから「多賀大社で多賀創世塾というリーダー作りの塾をやっていただきたいのですが」という依頼を受けたのです。
もちろん僕は「喜んで!」と答え、それ以来10年間塾の塾長をやっていたのですが、その縁で僕は伊勢神宮に何十回もみなさんを連れて行き、そしてこれからやる「ジャパンスピリット運動」の大きなきっかけにもなったのです。
澤田さんとは久しぶりの再会で、御年82歳になっておられました。
相変わらずお元気で、僕もうれしかったのですが、一つ驚いたことがあります。
その当時は、セミナーの中で「サクセスマラソン」というものをやっていました。
このプログラムは3ヶ月で何か一つ自分の目標や夢を達成しよう!」というものです。
そのとき澤田さんは、「よし!これから毎日般若心経を写経しよう!」と決意したのです。そしてその後澤田さんはみごとに1日も欠かさず般若心経を写経したのです。
それはそれで拍手ものなのですが、実は今日澤田さんから「先生聞いてください。実はあれから毎日26年間毎日般若心経を書き続け、先日1万巻の写経を達成したのです。
本当にあのときのサクセスマラソンのおかげです」と言われたのです。
この26年間、澤田さんが写経をずーっと続けておられることを知らずに、非常にびっくり仰天しました。
本当に人のご縁というものは不思議なものです。
そして昨日は10時から「日本の心」を1日講義し続けました。考えてみると7時間話続けるわけですから、へとへとになるはずですが、とにかく話す内容が湧き水のように出てきて、まさにあっという間の時間でした。
その中で19歳の男の子が最後に感想を言う場面で、「今まで全く知らないことばかりで、一つひとつ驚きのし通しでした。僕は今日のお話を周囲や次の世代に伝えられる存在になりたいと思います。」と語っていました。
その言葉を聞き、私自身も感動し、大変よかったなあと思うのです。
今回の講座は、自分の郷里の滋賀県でやったこともあり、また独特の親しみやすさと楽しさがありました。
またこれからも何度も郷里でやれればなあと思っています。
来年は「ジャパンスピリット旋風」が全国を席巻するかなあと夢想している今日この頃です。
今日は東京でアクティブのアドバンスです。頑張ってきます。
それではみなさん今日も良き1日に!
ごきげんよう!