台湾パワーの熱量が凄い

この二日間、台湾の方向けにセミナーをしたのですが、僕が驚いたのはその熱量の凄さなのです。
もちろんいつも日本でセミナーをやるときにも、みなさん素晴らしい頑張りをされるのですが、台湾の人たちというのはやはり民族性というのでしょうか、どんどんとぶつかってこられます。

僕に対する質問も納得するまで聞かれますし、わかったときの「はおはお!」といううれしそうな顔も印象的です。
僕が「人は夢を描いたときに、それを口に出すと実現しますよ!」と言ったところ、ある参加者の方が「私の経験上、口に出すとあまり叶わないことが多いような気がします。むしろ黙っていた方がうまくいくような気がするのですが?」という質問をされました。

実は日本では、こういう質問はほとんどというか全く出たことがありません。
多分日本人の感覚では、自分の体験と違っていてもそれに疑問を持つことはなく「そういうことなんだろう!」と簡単に納得してしまうのではないかと思うのです。

その方の感覚はその通りだと思います。なぜなら自分で自分の目標やビジョンを口にすると、それだけで「できたような気」になって、心の中で「エネルギー漏れ」が起こったり、また「できなかった時に格好悪い」というノイズが心の中に起こってきたり、また他人があなたの夢やビジョンに対して、無視したり否定されたりして、がっかりしたりすることが少なくないからです。

ですから、その人の言うことももっともなのです。僕はその方に言いました。
「まことにその通りです。ですから言いたくなければ言わなくてもいいと思いますよ。でも自分の願いを言い続けると、それを一番聞いているのは自分ですから、自分の潜在意識の中に深く入っていく可能性があります。
そしてそれを言い続けていると、仮に十人中9人までが無視していても必ず一人応援者が現れるのです。自分のビジョンを言う時のコツは他人に無視されても否定されても気にしないことですね。」とお伝えしたら、「なるほど」といって笑顔になっておられました。

そして僕が講義しているにも関わらず、皆さんの中で熱い議論が始まったりして、僕は目をまん丸にしていました。
とにかく二日間全力で取り組んでいただいて、最後はみなさん感動と大満足のフィナーレでした。

そしてそして夜は恒例の「アクティブ台湾卓球大会!」が開催されたのでありました。
この「台湾卓球クラブ」が誕生したのは1年前なのです。
これまた僕がびっくりしたのは、みなさんの上達ぶりなのです。スコスコとフォア打ちを行い、厳しいコースにスマッシュを決める!皆さんの熱中ぶりに脱帽です。

一年前冗談でアクティブ卓球クラブを作ったのですが、これがみなさん「ハマった」ようで、頭の中が卓球菌に侵されている人が続出しているのです。

僕はというと、その日1時間卓球場のコーチに指導してもらったのですが、「還暦」の僕を捕まえて、コーチはガスガスと鍛え、ふらふらになり目が回りました。
でもやはり楽しいですね〜。終わってから、「台湾おかゆ屋」で乾杯し、延々と卓球話に盛り上がり、気がついたら11時を超えておりました。

というわけで明日は台湾で最終セミナーになります。
さてさてもうひとふんばり!

今日も良き1日に!

ごきげんよう!