みなさん、こんにちは。
昨日私は尼崎で講演をしてきました。
みなさんは森信三先生という方をご存知でしょうか。
かつて国民教育の父といわれた人で、私もとても尊敬している教育者です。
森信三先生の有名な言葉「出逢う人には必ず出逢う。それも一瞬早くもなく、一瞬遅くもなく」は、みなさんも耳にしたことがあるかと思います。
森先生は随分昔にお亡くなりになっていますが、今もなお森先生の遺徳を偲んで多くの人たちが森先生の思想を学んで
おられるのです。その集まりが「実践人の会」ということで、昨日は森信三先生生誕120周年を記念してその大会がひらかれ、私はそこで講演をたのまれたのです。
私は拙著「日本人の真髄」のなかで、森信三先生についても取り上げさせていただき、私自身の教育観にも大きな影響を受けた先生ですから緊張もしまた楽しみにしていました。
司会者の方に紹介され壇上にあがったのですが、なぜだかこんなことは今まで一度もなかったことなのですが、とても心に響くものがあり、話の最初から涙が溢れ出てきて困りました。
何か会場に森信三先生の魂が満ち満ちているような気がしました。
是非森先生の名著「修身教授録」と「一日一語」を読まれれることをお勧めします。
また森先生の思想が貫かれた保育園が福岡にあります。
「仁愛保育園」というのですが、ここの子供達はとにかく驚くべき姿をしています。写真に写っているのは、久しぶりにお会いした石橋富知子園長です。
とにかく感動します。是非一度この保育園には日本の教育者は全員行っていただきたいと思っているくらいです。
というわけで、昨日は私にとりましても、ともて心豊かな講演の日でした。
ありがとうございました。