原因が結果を生み、結果がまた原因となり

僕の友人に大塚耕平という人物がいます。
みなさん、聞いたことがありますか?
多分「誰それ?」ということになろうかと思いますが、大塚君は、実は今回の選挙の大騒動の中で、「民進党」の党首になっちゃった人物なのです。

大塚君とは、もうかれこれ30年以上の付き合いですが、民進党で愛知から出馬している参議院議員です。
性格はとても温厚でなおかつ非常に頭もよく、僕も信頼を置いている政治家なのですが、国会の議論のときには、口角泡を飛ばして相手をやっつけるタイプでないので、世の中的には無名です。

前原君が民主党の議員達からフルボッコにされて、党首を追われたのは皆さんご記憶にあると思いますが、民進党は解党したといっても、参議院はそのまま残っています。
ということは今回の選挙で民進党は「希望の党」と「立憲民主党」と「民進党」の三つに分裂したということになります。

大塚君と電話で話をしていると、彼は「でも本当に巡り合わせというのは不思議なものだね」と言います。

僕は一応「おめでとう」とは言ったものの、それこそこれからどうなるのか「政界は一瞬先はまさに闇」だなと思いましたが、しかし裏を返すと「一瞬先は光」であるとも言えるのです。

大塚君の話を聞きながら、あのスティーブ・ジョブズの「点(ドッツ)と線(ライン)」の話をまたまた思い出しました。
あることが「原因」となりそれが「結果」を生み、またその「結果」が「原因」となりそれが「結果」となる。

その瞬間は「げー」と思うことも、次の瞬間には、素晴らしい幸せの「因」になっているということもあるのです。そう思うと、今目の前に起こっている嫌なできごとも後しばらくすると、「あれ?なんであのときあんなに苦しんでいたんだろう?」ということになるかもしれませんし、「あの嫌なできごとのおかげでこんなに素晴らしいことが起こった」と思うことも起きてくるでしょう。
ということは、私たちはこの「因果の法則」を見極めると、生き方が随分と違ったものになるのだろうと思います。

本当に人生の巡り合わせは不思議です。最近、以前にもブログで書いた「シンクロ現象」がよく起こっていて、なんとも変な気分ですが、まああまり気にせず、とにかく自分でできることを精一杯自分の心に正直に行なって行きたいと思う今日この頃です。

それでは今日も1日最高のいち日にしてくださいね!

それではみなさんごきげんよう!