今日は岡山日帰り弾丸講演でした。やはり岡山に朝新幹線でいって仕事をして夜11時に東京に帰ってくるのは、還暦前の僕にとってはいささかくたびれたというところでしょうか。
でも今日もみなさん熱心に聞いてくださり、やってよかったなあという気持ちです。
さて今日はちょっと明日のことを先取りしてお話します。明日は久しぶりに「アクティブダイエット講師養成講座」というものをやります。アクティブを使って痩せるぞ!ということなのですが、そもそもなんでこんなものを僕が始めたのか?
実は昔僕は90キロ以上体重があったのです。いつもダブルのスーツをきて、メガネは黒縁のメガネで、それこそどこぞの県会議員のような風貌だったのですが、2010年の2月に二泊三日の断食にいったのです。
断食そのものは大してなんということもないのですが、そのとき主宰しておられたのが僧侶の先生で、断食中参加者に向かって「それではみなさんこれから30分間自分の産んでくれたお母さんに『ありがとう』を言いつづけましょう。」といってずっと僕たちは「ありがとう!」「ありがとう!」と言いつづけたのです。それが終わると今度は「それではこんどはお父さんにありがとうといいましょう」といって、この「ありがとう念仏」が二泊三日の間延々と続いたのです。
これには参りました。終わった後、その先生が「小田さん是非またやりましょう!」といわれ、私は「はいもちろん!」といいながら、心の中で「絶対に二度とやらないもんね!」と固く誓っていたのでした。
しかし、この二泊三日の間で僕の体重が2キロほど落ちたのです。そしてふと思ったのです。「アクティブで脳を活性化させれば痩せられるのではないか?」そう思ってプログラムを自分で作ってやってみたのです。
そうしたら、ぐんぐんと痩せたのです。どれくらいやせたかというと3月から始めて88キロの体重が9月の初めには70キロにまでなっていたのです。
そのころには「小田全宏は癌である」という噂が巷に飛んでいたそうですし、家族の中でも「もうやめたら、がりがりだよ」といわれつつも、脳が痩せることに対して快感を覚えてしまったものですから、「もうやめられないとまらない」状態になってしまったていたのでした。しかしあるとき自分の姿を鏡に写したときに、頰がこけげっそりしている姿を見て、「これはいかん!」と思い、73キロに体重を戻したのです。あれから8年。「今は何キロか?」それは『73キロ』です。つまりこの7年間全く変わらないのです。
ではそれをキープするために何かを我慢をしているのか?いいえ何も我慢をしていません。ただ脳自身が体重を完全にコントロールしているのです。
というわけでいろんな人から「そのダイエット法を教えてください」と依頼され、私はこれをやることになったのです。「なんで僕がダイエットを教えるねん」と思いながらもプログラムを組みました。
一応プログラムを作るにあたって、いわゆる世の中にあるあらかたのダイエット法を研究しましたが、結論からいうと「すべてのダイエット法は正しい」のです。
ただ問題はダイエット法の方ではなくて、こちら側すなわち「自分の脳」が痩せないようになっているのです。
これにメスを入れるのが「アクティブダイエット法」なのです。
ですから時々、脳が痩せることを快感に覚えすぎて、どんどんと痩せすぎる人が出てきます。
そのとき僕はそういう人に「もうやめたら」と制限をかけることがあります。要は脳の問題なのです。
はっきりいいましょう。アクティブダイエットで痩せない人は絶対にやせることはありません。もちろんある種のクスリやライザップのように完全コーチシステムで瞬間やせることはあります。しかし仮に瞬間やせたとしても
、必ずといっていいほどリバウンドしてしまうのです。私の友人に「趣味は断食、特技はリバウンド」といってはばからない人もいますが、脳がやせることをどうとらえるかということなのです。
ということは、痩せている自分がいかに素晴らしいかということを脳の中でありありとイメージさせ、やせることそのものが快感であるという具合に脳の中でリセットすることがアクティブダイエットの鍵になってくるのです。
ダイエットはあくまで手段にしかすぎません。体重が減ったならどんな世界が待っているのかということを、ワクワクとした快感とともにありありとイメージできるときにスルスルとダイエットが成功するのです。そうすることによって人生がガラッと変わる人が続出してきました。
というわけで今日は明日の講義のプロローグのようなお話でした。ダイエットをしたいという方はアクティブダイエットを実行してみるのもいいと思います。
と、何やら宣伝めいてしまいましたが、僕はもうこのプログラムは一般の方にはやっていませんので、関心がある人はアクティブダイエットの講師から受けてくださいね。
「さて腹がへったのでこれから夜食に茶漬けを食べるとするか!」…ということはありません。
それではまた明日もハッピーな良き日にしてください!
それではみなさん、お元気でごきげんよう!