候補者からの電話

このブログは、僕のたわいもない日常を「つれづれなるままに」かきつらねているだけなので、あまり政治の話には触れないでおこうと思っていたのですが。

大体政治と宗教の話はするとややこしいといわれますが、しかし今の状況は日々状況がカメレオンのように変わってきて、まさに「劇場型政治」が展開されようとしています。

実は今日なぜだか、あんまり見知らぬ電話番号から10人以上着信があったり留守番電話が入っていたりしたのですが、その声の主は、今度の衆議院選挙にでる候補者の方々からのものでした。みなさん全く知らない人たちではありませんが、この10年以上音信不通の人たちもいました。

自民党の候補者も「突然大変厳しい状況になってしまいました。なんとかお力いただきたいと・・・・」というのは「まあそうだろうなあ」と思うのですが、反対に「今度希望の党からでることになりました。今こそ新しい政治を作っていこうと思いますので、いろいろ教えてください」というものもあれば
それから二人こんな人もいました。「民進党だったのですが、希望の党から出る予定が拒否されてしまいました。しかしやはり今の安倍政権を倒さなければ、日本の民主主義は死んでしまいます。今私がその防波堤になるのが使命だと思います。希望が無理なら「立憲民主党」にいきます。そして命をかけてたたかいます」

大体「希望の党」と「立憲民主党」というのは理念が全く違うのですが、それこそ「こちらがダメならあちらで出る」というのはあまりにも御都合主義にも見えますが、それぞれの候補者は候補者なりの信念があるのでしょう。

人によっては20分以上話をした人もいましたが、「安倍政権を倒す」ということが目的ではなく、「どのように日本を導いていくのか」ということをはっきりと国民に伝えてもらってなんぼです。

今日朝テレビを見ていたら小泉進次郎氏が出ていて、「小池さん、あなたは党首になりながら出馬しないのならこんな無責任なことはありません。また一年足らずで知事をやめたらそれも無責任。つまりどっちにしても無責任なのです。
どうせ無責任なら出てきてくださいよ。今回の戦いは「責任」と「無責任」の戦いなのです」とずばっと言っているのを見て、「なんと切れ味のよいスピーチなのか!」と感心していました。
衆議院選挙は政権選択の選挙です。ということは「誰を首相に選ぶか?」ということを決める選挙なのです。
党首が立候補しないで一体どうするというのですか?

小池さんの「希望の党」が掲げる理念は自民党とあまり違いはありません。むしろ自民党よりも「右」かもしれませんね。
でも「誰が首相になるのか?」ということに対し、全くその選択肢を国民に提示しないのは、それはやはり無責任ですね。
「おい小池でてこい!」あっ間違い。これは警察が追っていた犯人でした。
「小池さん、どうぞ出てきてください。そして日本の国をどうしたいのか、国民の前で議論をしてください」
あれっ、なんだか小泉新次郎と同じになってきた。
 
僕も気がついたら党を作って立候補していたりして。
党名は秘密ですが、こっそり教えますと「日本ありが党」なんてどうかしら?
 
というわけで明日は岡山で講演です。
それではみなさんごきげんよう!