困難に直面したら

今日は久しぶりに四国高松での研修です。

さてさっそくですが今日研修中に課題ができない人が一人いました。例によって僕は、その人の心など全く斟酌せず「もう一回、もう一回」とできるまでやってもらおうと思ったのです。そのうちその人は頭に油汗をかき、息もふーふー言い始め、やがて顔をごしごしやって、みている他の参加者たちは「そこまでせんでもええんじゃないか!」と思っていたと思います。

しかし15回目くらいトライしたときに、その人はその課題を見事にできました。その方は肩を震わせ「信じられない、信じられない、ありがとうございました」と感動の言葉を連発していました。
それをみた他の参加者の方々も感動の連鎖で「やればできるのだ」という思いを強く持たれました。
まさに松下幸之助がかつて語ったように「成功の要諦は成功するまで続けることである」ということを実証してくれていたようなものです。
「一回の失敗は、失敗にあらず」「失敗とは『もうだめだ無理』とやめてしまうことである」というのは真実です。
「もう一回!」この意識があなたの人生の道を開くのだと思います。

僕たちは何か新しいことに直面したときに、ぱっと「難しい」という意識が起こってきます。それはそれで仕方がないのですが、実は本当に「無理」「難しい」ということでどんなに頑張っても「絶対できない」という領域は存在します。もし僕に内村航平のようにくるくるっと空中で回転して着地せよといわれれば「無理」となるのは当然です。

でも本当は「やればできる」ということが一杯一杯あります。僕も心の中で「難しいなあ」と一瞬感じることがあります。でも次の瞬間「これは面白いチャンレンジしがいがある!」と言葉をおきかえます。そしてじっくりみてゆっくりやってそしてできたときに「やったー!」という回路を脳の中につくっておきます。

どうぞみなさん、今日頭の中で「難しい」と感じ「できない理由」を探し始めたら「これはチャレンジしがいがある」「どうしたらできるか」という言葉と意識に転換してみてください。必ず答えがみつかるはずです。
もしあなたが今に何かの困難に直面していて、「もうやめようかなあ」と思っていたら、できるまで「もう一回だけやろ」と思いながら続けるのです。
やめない以上必ず答えがでます。
ということを思う今日この頃であります。
というわけで無事今日も研修を終え、つるつると美味しいさぬきうどんを食べ新大阪に向かった僕でした。
 
それではみなさん明日もまた良き日に
 
ごきげんよう!