一隅を照らすということ

今日は年に一年ぶりのアクティブブレイン講師会でした。

今から13年前たまたま始めたアクティブ・ブレイン・セミナーなのですが、本当に多くの講師陣が誕生しました。
今回の講師会は今までの講師会からまた違う次元に移ったように思いました。
今まで講師会では、会長である私や事務局がほとんどの構造やメッセージを作り、それを講師陣と共有するということだったのですが、今回は講師のみなさんがいろいろ知恵をしぼり、一緒に作り上げてくれたのです。
「石の上にも三年!」「アクティブにも13年!」
途中はいろいろなことがありましたし、また今も毎日いろいろなことがあります。
しかし辞めずに続けてきてよかったなあという思いです。

終了後の懇親会の席で、みんなから「先生30年後、100年後のビジョンを聞かせてください」と聞かれたので、「そんなもん、みんなじいさんかばあさんかそれとも死んでるがな!」と思ったのですが、今回みんなでアクティブ・ブレイン協会の理念として「一燈照隅万燈照國(いっとうしょうぐうばんとうしょうこく)」を私たちの柱にしようということになりました。

この言葉はかつて伝教大師最澄が山家集の中で「一隅を照らすものこれ国宝なり」という言葉を伝えていますが、これをもとに東洋哲学の大家である安岡正篤先生が伝えている言葉です。
当然私たちが、いくら頑張っても私たちが生きているうち世界平和が達成することはないかも知れません。
でも、一人の人の心に光をともすことはできます。それが広がればあるとき、大きなうねりができると信じています。

今までアクティブをやってきましたが、最近今までの活動から一つ次元があがりつつあるのを感じます。今のべ8万人の人がアクティブを受けている状況の中から、アクティブがまぎれもなく人々の心の中に浸透していっているのを感じます。
今年からアクティブはグローバルな展開を始めています。まずは日本人すべてが、そしてやがては世界中の人がアクティブを学び人生の光り輝かせてくれる時代が到来することを祈っています。
そのスタートが切られたような気がします。

それにしても今日講師陣を見ていて、本当にすばらしい仲間で、彼らと人生を共に生きたいなあとつくづく思ったのものです。
もちろんいつも僕は講演をしているときに、どんな場所でも頑張って話をしますし、どんな場所でもみなさんに喜んでもらう自信はあります。しかしこの講師陣の仲間の中で話をするのは独特の安心感とワクワク感、そして気の充実を感じるのです。
僕はアクティブをすべての日本人が受けてくれる日がくるまで仲間たちと一歩一歩粛々と進んでいきたいと思います。
そんなことを感じた今日1日でした。
みなさんも多分アクティブを受けていただいている方々がほとんどだろうと思いますが、ぜひあなたもアクティブをひろげていただく仲間になっていただければ嬉しいです。

というわけで今日はぐっすり寝ます。
明日はアドバンスです。またまた頑張ります。

それではみなさん明日も良い1日に!ごきげんよう!