ここ数日、杏林大学病院で手術入院をしていました。
病名はヘルニアです。
今まで、鼻中隔湾曲症の手術、今回と同じヘルニアの手術、そして前立腺肥大の手術、そして今回のヘルニアで4回目です。
ヘルニアといっても腰ではなく、腸が骨盤から飛び出して、長く立って話をしていると痛くなってくるのです。
これは時間の経過で治るという症状ではないので、今回思い切って手術をすることにしたのです。
病院で受付をし、レントゲンを撮り部屋に入りましたが、手術までは何もすることがないので、「スピーチの本」の原稿を一生懸命書いていました。
部屋は快適で意外と仕事がはかどって良い感じでした。

書いていると、今までの7000回を超える講演や研修のいろいろなシーンが思い出され、とても充実した時を過ごしています。
9月には刊行予定なのですが、私自身が今から楽しみにしています。
さて、手術自体は1時間半ですが、全身麻酔ですからあっという間の感覚でした。
でも、お腹を切るということは大変なことで、手術後には痛みが出てきましたが、何とか耐えられました。
その理由の一つは、看護師さんがとても親切だったのです。
ただ、やはり大変な仕事だなと感じました。
夜中でもナースコールをすると、すぐに飛んできて対応していただいたのは感謝しかありません。
この手術は普通は一週間くらい入院するそうですが、私は3日で退院します。
そしてまた講演や研修をしながら、参加する皆さんからエネルギーをいただこうと考えています。