今日は大阪で、アクティブ・ブレイン、アドバンス・コースでした。

それにしても連日行うと「飽きる」かと思いきや、これが考えて見たら全く飽きないのですね。
その時その時の受講する人も違いますし、バックでオブザーブしながらサポートしてくれる講師やスタッフも違います。

僕はアドバンスのときに「人生を成功に導く20の法則」という話を何回もしているのですが、これが面白いことに、毎回反応も違えば、また僕自身の感じ方も違います。
そして「あっもしかして、あれはこういう意味だったのか!」ということがピコンと頭に閃くわけです。

僕は講義の中で「アウトプットしたものがインプットされる」ということを語っているのですが、アウトプットというのは、ただ言葉で語るという意味ではなく、それを実際に体験し味わってみるということなのです。
ということはどんな言葉も、その人生を経て行く中で、感じる意味が違ってくるわけです。

昔、経営の神様である松下幸之助翁がよく「成功の秘訣は成功するまで続けることやで」と言っていたのですが、僕らとしてはいつも聞いている言葉なので「はいはい、わかりました」と、わかったふりをしています。
ひねくれた奴などは「ということはやっぱり成功するまで失敗し続けるということではないか!」などと文句を言う人も出てきます。

また「どんなに頑張ってもダメなものはダメなのではないか!」というツッコミも入れたくなります。
でも人生を生きていると、ふとした拍子に松下翁の言っていた意味がホワーッとわかるときがあり、思わず「そうか!」と膝を叩く時があるのです。

確かに言葉としては知っています。でも本当の意味でそれを知っているかといえば、実は全く何も知らないのかもしれません。

孔子は「君たちに本当に知ることは何かということを教えよう。それは知っていることを知っていると言い、知らないことを知らないと言う。これが知ることだ!」ということなのですが、僕はこの言葉を聞いたときに、昔は「バカじゃないか」と思いました。「こんなことはあたり前じゃないか」としか言いようがないじゃないですか。

でも、今は思うんですね。僕たちは本当は全く知らないことでも、知っていると思い込んでいるし、知っていることも、それが自覚できないことも多いのです。
その意味では、僕たちは人生の大部分は知らないことだらけなのです。

それが、毎日生きている上で、いろいろ感じるわけです。今日は、アドバンスの中で「過去は変えられない!」「これでいいのだ!」と言ったら、多くの人がハッとした顔をし、そして中には涙ぐむ人もいました。

「過去はかえられない」ということは、誰でも知っていることです。
でもそれが一瞬にして心に突き刺さることがあるのでしょう。
それが今まで悩んでいたことをズバッと消し去る言葉になって心にはいってくるのです。

こういうことが、しばしば起こるのです。
これは、私自身がそう思うことですし、また、それが人の心の中で起こった瞬間をみることは、また一期一会の独特な瞬間でもあります。

ですから僕が毎日毎日、飽きもせずに研修や講演をやり続けられるのは、本当に「今」しかない瞬間にいつもいつも出会うからだと思うのです。

「おっ」ということは。このブログを書いている瞬間も「今」だけだし、またみなさんがこのブログを読んでいるのも「今」です。
これが違う時だったら、また違う感じ方もあるのかもしれません。

明日もまたかけがえのない「今」に出会えればと思います。

どうぞ明日も良き日に!

ごきげんよう!