生まれた日に想うこと

今時間は11月4日の夜0時過ぎ!ということは、2日のブログも3日のブログもスキップしてしまった、ということですから、これはいかんです。
..といってもまたこれから始めます。

2日の日はアクティブの運営委員会を一日中やり、熱い講師のみんなととてもとても濃い時間を過ごしたあと、夜は、ある病院の院長さんが麻布で始めたピアノバーに行ってきました。

なかなかオシャレな店でまことに楽しいひと時でしたが、しかし私の頭の中には「明日(3日)の講義」のことでいっぱいでした。

3日は「文化の日」。そして明治天皇がお生まれになった日。そして私「小田全宏」が生まれた日。
実は母親に聞いたら、「本当は1日に生まれるはずだったけど、頑張って3日にした!」といっていました。
僕は「ほんまかいな」と思いましたが、とにかく今から59年前の11月3日朝5時、僕は元気な産声をあげてのです。

今朝、母に電話をしたら「それはそれは玉のように可愛い可愛い赤ちゃんだった」と母は申しておりましたが、しかし小さい時から、頭は非常にでかかったようです。
こればかりは致し方ありません。

さて3日は、丸一日「なんて素敵な日本の歴史講座」をがばーっとしゃべってきました。
朝の10時から夕方6時まで話しをしたのですが、連休中にも関わらず本当に多くの方々がつめかけてくださって、満員御礼でした。
歴史を学ぶというのは、そこに生きる人々の魂に触れることだろうと思います。

とにかく一日中爆笑に次ぐ爆笑、そしていろいろな人々の思いにふれていると僕は話しながらいろいろ泣けて仕方がありませんでした。
日本という国が、これからも平和な国でありますように心から願わずにはいられません。

今僕がいるということは、両親がいたからです。両親がいたということはそのまた両親がいたということです。そしてまたその両親がというぐあいにずっとずっと見ていくと、なんと三十三代遡ると先祖の数はゆうに100万人を超えてしまうといいます。ということはそこに100万人の人生があり、そのなかの一人でも違う動き方をしたら、今の自分は絶対にいません。そしてそれだけでなく歴史の一ページ一ページが今日の僕たちのいち日につながっているのです。
そう思うと不思議な感じがします。

今日は大人の人たちに混じって中学生や高校生もいましたが、しかし彼らも一生懸命聞いてくれました。ある女の子が「始めて歴史がわかりました」とか「日本のことが始めて好きになりました」という言葉を聞いて、「よかったなあ」ということを強く感じました。
「今日という日はあなたの残りの人生の中で最も若い日です」というのは本当です。

かつて国民教育の父といわれた森信三先生は、「どんなに痛苦にみちた人生であっても、人として生まれたことほど尊いことはない」ということをおっしゃっていますが、これまた本当にそうだなあと思います。

確かに僕たちの生活の中には、いろいろ大変なことが次々と起こってきます。

僕も来年は還暦になります。あとどれくらい生きられるかわかりません。でもとにかく自分の人生が続く限り、頑張って生きたい思っています。

というわけで、今日は誕生日まで祝っていただき、本当にありがとうございました。
どうぞ『今年』もよろしくお願いします。
それでは今日も良き1日に!

ごきげんよう!

【おまけ動画】
11月2日、アクティブ懇親会時、祝バースデーイブ♪

小田全宏会長20171102バースデーイブ